投稿

11月, 2014の投稿を表示しています

【活動体験記:相馬市「寺子屋」第4期A班(2014年11月8日~11月9日)】

福島駅東口の8番バス停に集合。14:30の相馬営業所行きバスに乗る。今晩お世話になる宿泊所に荷物を置いて1日目の活動場所である相馬市生涯学習会館へ向かう。東大生6人に対して20人程度の中学生が集まっていた。 簡単な自己紹介の後、各々机の間を歩き回って指導する。今回から導入された共通教材を早速解く子供、学校で配布された教材や市販のワークなどをこなす子供が半々くらいだった。初めは緊張のせいか話しかけても反応の薄い子供が多かったが、二度三度と話しかけるうち次第に口が解れていった。受験の近い三年生はやはり真面目に学習に取り組んでいて頼もしかった。 指導終了後、海沿いの温泉に入り中華料理を食べて宿泊所で就寝。 2日目はLVMH子ども・アートメゾンというお洒落な施設での活動。今日の中学生は10人弱で、一時間ごとにローテーションしつつほぼ一対一での指導となった。昨日に比べると生徒との距離が近く、お互いに普段の生活や将来の夢について話し合うなど有意義な交流ができた。初めは無口でも興味のある話題だと饒舌になる子が多いのが印象的だった。正午には活動を終了し、相馬駅前で解散。 ボランティアというのは一義的には被災地の方々のお役に立つためにすることだが、私にとっても今回の子供たちとの交流は楽しく、意義のあるものだった。宿泊所を管理してくださっている方、相馬市教育委員会、UTVCの皆様の細やかなサポートに感謝したい。 (教養学部・3年)

【活動体験記:陸前高田市「学びの部屋」第4期B班(2014年11月1日~11月2日)】

イメージ
寒さが厳しい11月1日、2日、土日を利用して陸前高田市の学習支援ボランティアに参加していきました。 ◆活動内容 活動は2日目の午前中から始まり、参加した東大生6人が陸前高田市内の3つの小中学校に別れて、学習支援を行いました。広田小学校では、午前中生徒が来なかったため、午後から高田第一中で活動している学生と合流しました。第一中学校では、午前中は生徒が来なかったため、11月1〜2日と高田一中のグラウンドで開催されていた「陸前高田産業まつり」のステージに立ち、「学びの部屋」を通じて東大から学習支援に来ていることを地域の人にアピールしました。また、「学びの部屋」の主催者の方ともお話ができ、貴重なお話を伺いました。午後は、合計で3人の高校生が来てくれました。米崎小学校では合計で4人の生徒が訪れました。現地の支援員さんのギターに合わせて生徒が歌を歌うなど、「学びの部屋」が学習の場としてだけでなく、憩いの場としての役割も果たしている様子でした。 「陸前高田産業まつり」のステージで活動をアピール ◆初めて被災地を訪れて 今回、初めて被災地を訪れるメンバーがほとんどで、仮設住宅の立ち並ぶ学校のグラウンドや、震災の爪痕の残る日常に衝撃を受けた人もいました。悲惨な状況を目にし、被災地の復興に何らかの手助けをしたいという気持ちや、機会があればまた支援に参加したいという感想が上がりました。また、以前に東北へボランティアに行ったことのあるメンバーも東京にいると忘れてしまいがちな東北の様子を目にして、継続して東北へ訪れていくことの大切さを実感しました。 ◆これからの「学びの部屋」について 訪れる生徒数が少なかったことで、ボランティアとして十分活動できなかったのではないかと考える人が多かったようです。学びの部屋の主催者の方から数年前と比較して、来る生徒の人数が減ってきているという話を伺い、ただ単に東大生が支援に行くのではなく、東大生がイベントを持参して生徒が来るきっかけにするのはどうかという意見があがりました。また、日曜日だけでなく土曜日も活動して、現地の人々とも交流できれば良いのではないか、学習支援をするという姿勢よりも見聞を広めるという姿勢で取り組むのが良いのではないか、などこれからの支援活動について考える様々な意見が上がりました。 歌をう