今年度最初の振り返りワークショップを開催しました!

先週末の7月5日(土)に、5~6月の福島県相馬市学習支援ボランティアの振り返りワークショップを開催しました。
これは、今年度から新しく開始した取り組みです。

昨年度までの学習支援ボランティアでは、班ごとの活動が独立していて、派遣された班の間での意見交流は、あまり活発に行われていないのが実情でした。
そこで、各班同士での経験の共有や意見の交換の場として、UTVC主催でこのワークショップを開催しました。
この種のワークショップは、今後、活動地域ごとに定期的に開催する予定でいます。
また、UTVCとしては、本ワークショップでの議論を活かして、活動の質の向上も目指しています。

第1回目となった今回は「次回参加者に伝えたいこと」を議論のテーマに設定しました。
参加者は5名でした。(B班:3名、C班:1名、D班:1名)

まず、参加者にボランティアに行って感じたことを発表してもらい、それらを整理しながら、論点を絞り、次回参加者に伝えたいことは何なのか?
伝えるためには何をすべきなのか?
ということを考えていきました。

最初に5名の参加者に発表してもらったことは、いずれも異なっていたのですが、それらを元に議論を進める過程で、「東大生が相馬に行くことに対して、相馬の子供たちはどう感じているのかを知りたい」、「相馬の子供たちに関する情報(学校名学年、受験事情)を把握して、活動を行いたい」
ということが背景にあることが分かりました。

報告書等で、参加者の感想自体は集まっているのですが、これらは、実際に顔を合わせての議論なくしては、見えてない部分であり、活動後に集まって議論することの重要性を痛感させられました。

また、子供たちの思いや子供たちを取り巻く環境を知ることは、現地でコーディネートして下さっている相馬市教育委員会と学生派遣の運営を行っているUTVCが、緊密に連携を取ることで可能となることであり、それらを参加者と共有することも、事前説明会を工夫することで、実現できることも話を進めることで見えてきました。

今回、こうした形でのワークショップは初めてでしたが、参加者の方々にも助けられ、有意義な時間を過ごすことができました。
相馬の子供たちにとっても、我々東大生にとっても意義のある活動になるよう、本ワークショップでの議論を糧に、UTVCとしてもできることを実行していきたいと思います。

今後とも東京大学学習支援ボランティアをよろしくお願いします。

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