【活動体験記:相馬市「寺子屋」第2期C班(2014年8月9日~10日)】

私たちC班は、2014年8月9日と同月10日の2日間にわたり、福島県相馬市において、市内の中学生に向けた学習支援ボランティアを行ってきました。

活動内容は生徒が各自持参した教材に関して生徒のわからないところを私たち学生が教えるというもので、1日目は13名、2日目は8名の中学1~3年生が参加してくれました。特に今回は夏休み終了まで約2週間だったようで、夏休みの宿題をしている生徒が多いように見受けられました。C班は7名でしたので、いずれの日程の参加者にもほぼ一対一で対応することができ、コミュニケーションしやすく充実した学習支援を行える環境でした。



活動を終えて、もっとも印象に残ったのは相馬の子供たちの素直さでした。生徒たちは皆緊張した面持ちではありましたが、私たちの話をよく聞いてくれました。震災で被害を受け、辛い経験を経てきたであろう生徒たちのそのような素直さや時折見せる笑顔にどんな思いが込められているのだろうと思い返しています。

また、現地の職員の方が津波のあとを案内してくださり、震災後の相馬の状況を知ることができました。実際に現地に行ってみなければ、住宅と入り江の近さや海の黒々とした怖さ、真っ暗な家が立ち並ぶさみしさを知ることはできなかったと思います。

1日目の夜、学生同士で今回のボランティアに参加した理由やきっかけを話し合ったこともとても良い思い出です。

私は初めてこの学習支援ボランティアに参加しました。活動を終えて、生徒とのコミュニケーションの取り方や勉強の教え方など反省点も多々ありますが、相馬の中学生、職員の方々、そしてC班のメンバーに出会え、本当に参加してよかったと思います。

(法科大学院・2年)

コメント

このブログの人気の投稿

2023年7月8月福島県相馬市「寺子屋」学習ボランティア募

2023年12月・2024年1月福島県相馬市「寺子屋」学習ボランティア募集!

2023年10月・11月福島県相馬市「寺子屋」学習ボランティア募集!