【活動体験記:相馬市「寺子屋」第2期C班(2015年7月18日~19日)】

私が東日本大震災の被災地を訪れたのは今回が初めてでした。震災直後から私は被災地を恐れていました。それでも今回訪れたのは、大学4年になり、社会人になってしまったら被災地に訪れる機会はおそらくもう二度と訪れないだろうと思ったからです。復興の過程にある被災地を一度でも見ておきたいと考えたからです。



私が今回のボランティアで最も痛感したことは、やってくる生徒たちの学習意欲の高さでした。学習理解度は生徒ごとに異なっていましたが、わざわざやってくる生徒たちは一様に苦手を克服しよう、勉強しようという意識が高いなと驚かされました。「寺子屋」という場所は、相馬市の中学生にとって、学校以外の場所で東大生との学習指導という形を通して、外の世界について知り、将来について考えるきっかけになる活動なのだなと感じました。こういった未来への教育というものも、立派な復興支援活動の一つであるのだなと、この活動の必要性を感じました。

(文学部・4年)

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