【活動体験記:相馬市「寺子屋」第4期D班(2014年12月20日~12月21日)】

12月20、21日に福島県相馬市にて学習支援活動を行ってきたので報告させていただきます。今回も、学部も学年も様々な学生7人が参加しました。

1日目は、相馬市生涯学習会館にて約30人の生徒を相手に学習支援を行いました。今年最後ということもあり、いつもよりたくさんの生徒が参加してくれたようです。主に、1、2年生は冬休みの宿題、3年生は受験勉強に一生懸命取り組んでいました。

2日目は、子どもアートメゾンという施設にて学習支援を行いました。参加生徒は10人ほどであったため、ほぼマンツーマンで指導を行うことができました。1、2年生が多かったため、冬休みの宿題に取り組んでいる子が多かったです。

私は今年の5月頃に来て以来2回目の参加でしたが、顔を覚えてくれていた子も多く、すぐに打ち解けることができたのはうれしかったです。前回は緊張してしまってなかなか大学生に質問できない子が多かった気がしますが、今回は自分から積極的に質問してくる子がたくさんいたのが印象的でした。その他の面でも、前回よりもいい雰囲気の中で勉強できていると感じたとともに、半年ほどしか経っていませんが、子供たちの成長も少し感じ取ることができました。

教育委員会の方の話では、震災から3年9カ月以上が経ち、相馬市ではほとんどすべての中学生がもうすぐ仮設住宅から出ることができるそうですが、今回参加して、この学習支援活動は、相馬の中学生にとっても、大学生にとっても非常に有意義な活動だと改めて感じたので、今後も継続していってほしいと思います。もちろん私もまた参加したいと思います。

最後に、2日間という短い時間でしたが、10年後、20年後の復興の主役となるであろう子供たちの力に少しでもなれていたらうれしく思います。

(法学部・3年)

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