【活動体験記:相馬市「寺子屋」第6期A班(2015年2月14日~2月15日)】


我々、相馬市6期A班の7名は、2015年2月14日、15日の二日間にわたって福島県相馬市の学習支援ボランティアに参加した。

◇一日目

一日目は14:30に福島駅のバス停に集合。各自簡単に自己紹介を行った後にバスに乗って相馬市まで向かう。福島駅周辺では積雪が確認できなかったが、バスで峠を越える道のりで雪が数十センチ積もっているのを見て東北まで来ていることを実感した。到着後、宿泊先のさくらビルにおいて相馬市の担当者の方から二日間のアウトラインについて説明を受けた。

会場に到着するとすでに30名ほどの中学生が集まっていた。3年生にとっては高校受験、1、2年生は学年末試験とそれぞれ大事な試験を控える時期であり自ずとこちらも指導に熱が入った。3時間ほどの学習サポートの後、各参加者から勉強に関するエールを送り散会。

宿泊先の方に銭湯や食事を案内していただき一日目は終了。

◇二日目

LVMHアートメゾンにて二日目の午前中から学習支援を開始。この日は参加が10名ほどであった。ボランティア参加の7名に対して、参加する中学生が少なかった分、この日はより一人一人にきめ細かいサポートを行うことができた。推薦入試によって既に進路を決めていた中学3年生のある生徒は、高校生の内容の学習に入っており、高い意欲を持っていることが見えてなんだか喜ばしかった。

◇所感

生徒の勉強のレベルと使用しているテキストのレベルに乖離があって、スムーズに勉強を進めることができていない生徒を見かけることがあった。テキストのレベルの方が高いと実力に見合わない問題を解くことになってしまい、この場合解けなくて自信を失うことが多いと考えられる。学校の先生方や保護者などの立場から、自習についてケアしてあげることが、自立的な学習を支える上で重要であると感じた。 また、生徒の中には勉強に集中できず友達とのおしゃべりが中心となってしまうものも散見された。他の生徒の学習を妨げず、3時間の勉強の価値を最大化させるような工夫を次回以降のボランティアでは行ってほしいと思う。

(公共政策大学院・修士2年)

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